東京老人ホームは、保谷第二小学校の市民課プログラムの一つでもある「花プロジェクト」に連携機関として参画しています。
花プロジェクトのねらいの一つに「地域の花ネットワークに参画し、住環境の美化に貢献する」があり、児童が花や苗を育て、その花や苗を近隣の学校や施設、住民などに贈呈しています。
当法人にも、花大使(お花を届ける児童)が花や苗を持って来てくれるので、ご利用者も参加して贈呈式を行います。子どもたちが好きな方や地域と関わりたい方がいらっしゃるので、子どもたちが来ることを伝えると、皆さん積極的に参加してくださいます。
いただいた苗やお花をプランターに植え、お水をあげる作業もご利用者を中心に行っています。お花に水をあげたり、鑑賞する度に子どもたちのことを思い出すので、お花を通して地域の輪が繋がっていることを実感します。
また、ご利用者と一緒に近隣の中学校にチューリップの球根をプレゼントしに行った時には、6年生全員が迎えてくれ、ご利用者にお礼や労いの言葉をかけてくれました。子どもたちの喜ぶ姿を直接見ることで、ご利用者のやりがいにも繋がったようで、「今の子はしっかりしているね」と嬉しそうにお話されていました。
今後も、花プロジェクトでの交流を通して、新しい世代の方々から笑顔と元気をもらいながら地域の輪を広げていきたいと思います。
ご利用者にも、やりがいや充実感を感じていただき、生きる源に繋げていただきたいと思っています。