「ひまわりの会」のはじまり
「おひさまカフェ」の休止から
地域の認知症の方がスタッフとなり活躍する場を提供していた「おひさまカフェ」は、「デイサービスぽぽたん」の事業閉鎖によりその活動の場を失ってしまったこと、またコロナ禍で飲食を提供する活動が難しくなってしまったことを受けて、休止せざるを得ない状況となりました。
「おひさまカフェ」に代わるものを目指して
そのような状況下においても「おひさまカフェ」の目的は受け継ぎながら、東京老人ホームがこの地域で果たすべき役割について検討してきました。
ちょうどその頃、近隣の保谷第二小学校が地域を花でいっぱいにする「花プロジェクト」の活動を始め、当施設のご利用者が小学生の育てた花の苗をいただき、引き継いで育てるという花のつながりを持ちました。
そこで、子どもたちからいただき育てた花を、何か形に代えて、今度は子どもたちにプレゼントしようと始まったのが「ひまわりの会」です。
そこでは「おひさまカフェ」同様、地域の高齢者が自信をもって主体的に参加できる居場所づくりを目指しています。
「ひまわりの会」の活動内容
「ひまわりの会」では、施設のご利用者たちが育ててくれた花を押し花にして、栞やカードを作成しています。
自宅に閉じこもりがちで物忘れの多くなってきた地域の高齢者が、「ひまわりの会」に参加することで自信をもって主体的に活動していただくことを目指しています。
また、作成したカードはご自宅に持ち帰っていただく他、地域の子どもたちにプレゼントすることで、地域との繋がりを感じていただく活動を行っています。